中学校跡地については、平成16年に町内の代表者による「中学校跡地利用検討委員会」が構成し、基本的な方向性として「道の駅」を中心とした地域活性化施設及び町営住宅建替用地・住宅分譲用地などの提言がなされた。その施設には、地域の特産物をアピールするための農産物直売所・加工所・レストラン及び交流農園などを設置し、来訪者に対してのおもてなしを充実させたいとの意向も大きくなっている。 | ||||||||
観光地に向かうための単なる通過点に過ぎなかったこの地。 少子化問題や若者の土地離れなどにより人口が減少し、街は過疎化の一方だった。 その影響で学校が統廃合される。 そして、使われなくなった土地建物を利用し、街の活性化を図る。 全国の各自治体は、観光客を足止めさせようと村おこしや街おこしを行なう。 「道の駅」はそうした地場産業を支える一つの手段であるが、あくまで通過する人を足止めさせるだけにしかすぎないのも事実。 街の発展には、知恵を絞っていかに奇抜で万人ウケする興味深いイベントなどを催して、遠方からわざわざ人が訪れる街にしていかなくてはならないのではないかと、過疎化する街の廃校で少し考えさせられた。 |
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