M自然倶楽部
まだ春の訪れを感じさせない雨が冷たい季節。
日陰にはまだ雪が残り、山々にかかった雲が心細くさせる静かな場所。
観光地化などあまり考えないていないのだろうか、ガイドにもあまり乗らないそんな地域。
「かつての賑わい」という廃墟サイトならどこでも見受けられる文言はここには存在しないかのような過疎地帯。
そんな集落を抜け更に山奥に入ると、これまた不自然なくらい大きな施設が目に入る。
山坂道を進むと「いかにも」と直感させる建物が見える。
屋外にはシャワーがあるということは…
あるよね、プールが。
何年も使われていない感じだが、すっかり雨水が溜まり満水になっている。
衛生的には非常によろしくない感じだから泳げない。
というより、そもそも寒くて無理。
テニスコートもあるが、お約束、コートに草。
次 へ